発行日 2010年3月1日
Published Date 2010/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2010155708
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腹壁原発軟部肉腫広範切除後に下腹壁欠損の再建を行った4例について検討した。原因疾患は横紋筋肉腫1例、悪性線維性組織球腫2例、類上皮肉腫1例であった。再建方法は腹直筋弁と植皮1例、前外側大腿皮弁3例で、1例で尿路変更を要した。術後皮弁壊死や感染は認めなかったが、1例で創治癒遅延と腹壁ヘルニアを認めた。予後は無病生存2例、肺転移の増大により死亡1例、他因死1例であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2010