発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003150379
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後頸部痛を主訴とした特発性低髄液圧症候群(SIH)を3例(43歳,28歳,24歳,全例女)経験した.対象はいずれも誘因なく起立性の後頸部痛を生じて最終的にSIHと診断した.全例安静と補液のみで徐々に症状軽快した.全例の頸椎MRIで硬膜管の縮小と環椎軸椎膜背側の液体貯留を検討した.この二つの所見は,本疾患のスクリーニングとして有用な可能性があると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2003