発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003025917
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57歳男.主訴は左臀部腫瘤である.初診時左臀部に17×12cmの巨大な腫瘤を認めた.MRIではT1強調画像で低信号輝度,T2強調画像で高信号輝度の境界明瞭な,皮下に隣接する腫瘤を認めた.手術は腰椎麻酔下に腫瘤の摘出術を行った.腫瘤は皮下の直下に存在し,大きさは16×12×7cmで,重量は725gであった.病理組織所見は表皮嚢腫の所見で悪性所見は認めなかった.再発は認めず,経過良好である
©Nankodo Co., Ltd., 2002