発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003019816
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67歳男.のみで左手掌を刺して縫合処置を受けた.動脈性の出血がみられ止血が困難であった.受傷2週後から左手掌に拍動性腫瘤を認め,腫瘤の増大傾向がみられたため,受傷4週後に受診となった.先行する外傷後の拍動性腫瘤であり,超音波・血管造影所見から外傷性仮性動脈瘤と診断し,手術を行った.術後神経症状は回復し,手指の血行障害も見られていない
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