発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003019798
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1980年9月~2000年9月迄の間に切開排膿を行った新生児・乳児化膿性股関節炎14例14股を対象とし,治療成績を検討した.治療成績が優であった4例は,いずれも切開排膿迄の期間が5日以内であった.新生児発症例では乳児発症例よりも治療成績が悪かった.起因菌が黄色ブドウ球菌(MRSA含む)の場合は治療成績が悪かった.黄色ブドウ球菌の中でも新生児でMRSAの場合,切開排膿迄の期間が短くても治療成績が悪かった
©Nankodo Co., Ltd., 2002