発行日 2002年1月1日
Published Date 2002/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002132428
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24歳男.軽度の腰痛と激しい右下肢痛を認めたため受診した.精査により,椎間板と交通する脊柱管内嚢腫と診断し,椎弓部分開窓,嚢腫摘出術を施行した.摘出した嚢胞壁は線維性結合組織よりなり,ヘモジデリンとそれを貪食したマクロファージを認め,一部に粘液変性がみられた.被覆細胞は認められなかった.術後1年の現在,下肢痛は完全に消失し経過良好である
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