直腸癌側方転移の診断と治療 治療・手術
直腸癌側方郭清の手術手技 ロボット支援下手術手技
田中 敏明
1
,
清松 知充
,
渡邉 聡明
1東京大学 腫瘍外科・血管外科
キーワード:
直腸腫瘍
,
腹腔鏡法
,
リンパ節郭清
,
ロボット手術
Keyword:
Lymph Node Excision
,
Laparoscopy
,
Rectal Neoplasms
,
Robotic Surgical Procedures
pp.549-553
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017252774
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ロボット手術は,腹腔鏡手術の利点である拡大効果や低侵襲性に加え,視認性や操作性を向上させた手術である.しかし,触覚が失われているに等しく,副損傷を避け,過不足ない郭清を行うためには,これまでの手術と同様ランドマークを意識した適切な解剖の理解が重要である.本稿では,側方リンパ節領域のランドマークを意識したロボット手術の側方郭清手技を概説する.
©Nankodo Co., Ltd., 2017