直腸癌側方転移の診断と治療 治療・手術
側方リンパ節転移再発例に対する治療
山口 茂樹
1
,
石井 利昌
,
近藤 宏佳
,
原 聖佳
,
鈴木 麻未
,
清水 浩紀
,
竹本 健一
,
桜本 信一
,
岡本 光順
,
小山 勇
1埼玉医科大学国際医療センター 消化器外科
キーワード:
開腹術
,
リンパ行性転移
,
直腸腫瘍
,
腹腔鏡法
,
リンパ節郭清
,
放射線化学療法
Keyword:
Laparotomy
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Laparoscopy
,
Rectal Neoplasms
,
Chemoradiotherapy
pp.554-558
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017252775
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側方リンパ節転移再発は,初回手術が根治手術であればstageIIIであり根治が期待できる.ただし遠隔転移もしばしばみられるため十分な検査の後に治療方針を決定する.単発の再発であれば腹腔鏡手術の適応となり,肛門温存が可能なものも多い.切除困難例では放射線化学療法を,遠隔転移のリスクが高ければ全身化学療法を考慮する.
©Nankodo Co., Ltd., 2017