発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006078598
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われわれは2000年3月より胸部食道癌手術の腹部操作(胃管作製)に対しhand-assisted laparoscopic surgery(HALS)を導入し,2004年末までに73例施行した.その目的は創の長さを短くするためだけでなく,良好な視野で安全に胃を授動することである.われわれの方法は,正中の小開腹創と2本のトロカールを用い,直視下に小網の切開と大網の切開を行い,反時計回りに胃を遊離し,最後に左胃動脈を切断している.通常開腹と比べ出血量が少なく,有用な方法である
©Nankodo Co., Ltd., 2005