発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006078601
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1997年より胸部食道癌の腹部操作すなわち胃管作製を用手補助による腹腔鏡下手術で221例に行ってきた.これまでの成績をみると腹腔鏡下胃管作製術では術後の肺炎が減少する傾向が認められた.また,手術時間も平均45分と短く手術手技が比較的容易で,鏡視下手術が広く行われるようになってきた現在では標準手技となっていくと考えられる.臍の右に設けた開腹創から左手を挿入して視野展開を図り通常の開腹術と同様の手順で行う.術式の詳細について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2005