腹部良性疾患に対する外科治療の最前線
胆石・総胆管結石症
柴尾 和徳
1
,
田村 利尚
,
佐藤 典宏
,
平田 敬治
1産業医科大学 第一外科
キーワード:
総胆管結石症
,
腹腔鏡法
,
腹腔鏡下胆嚢摘出術
,
胆嚢結石症
,
総胆管切開術
,
単孔式内視鏡手術
Keyword:
Laparoscopy
,
Cholecystectomy, Laparoscopic
,
Choledocholithiasis
,
Cholecystolithiasis
pp.43-48
発行日 2016年1月1日
Published Date 2016/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2016089690
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腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)は,整容性に優れ,創痛軽減,早期退院などの利点があるため,胆嚢結石症に対する標準術式となっている.総胆管結石症の治療は,内視鏡による総胆管結石摘出術が行われている.胆嚢結石合併例では二期的に胆嚢摘出術の適応となるが,一期的に総胆管結石摘出術(+胆嚢摘出術)を行う施設もある.本稿では,reduced port surgery(RPS)を含めた最新の外科治療について詳述する.
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