発行日 2002年8月1日
Published Date 2002/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003026441
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胆管結石は胆嚢結石手術にさいし10~15%に合併する.腹腔鏡下胆嚢摘出術が胆嚢結石症に対する標準術式となった現在,胆管切石術を腹腔鏡下に施行するのは一期的な治療の完結という点から合理的な治療戦略といえる.手術成績は開腹手術に遜色なく,またT-tube例を除けば入院期間も腹腔鏡下手術の利点を損なわない.現時点で第一選択の治療法としてほぼ満足できる成績が得られている
©Nankodo Co., Ltd., 2002