直腸癌側方リンパ節転移のすべて
直腸癌側方リンパ節転移の画像診断 PET
衣笠 哲史
1
,
赤木 由人
,
白水 和雄
1久留米大学 外科
キーワード:
リンパ行性転移
,
直腸腫瘍
,
陽電子放射型断層撮影
Keyword:
Lymphatic Metastasis
,
Rectal Neoplasms
,
Positron-Emission Tomography
pp.1453-1456
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014009723
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側方リンパ節転移の有無に関して,CT検査やMRI検査などに加え,全身的な検索が可能で機能的な診断としてのPET検査も用いられる.微小な病変やリンパ節転移の診断能は低いものの,ほかの診断モダリティを補完する能力があり,可能ならば大腸癌術前診断にPET-CTを行うべきである.また,術後経過観察中に再発を疑った場合にも部位検査に有用である.感受性・特異性などと費用を考慮し,適切にPET検査を依頼していかなくてはならない.
©Nankodo Co., Ltd., 2013