直腸癌側方リンパ節転移のすべて
直腸癌側方リンパ節転移に対する治療のアルゴリズム 欧米との比較
清松 英充
1
,
清松 知充
,
石原 聡一郎
,
須並 英二
,
渡邉 聡明
1東京大学 腫瘍外科
キーワード:
リンパ行性転移
,
直腸腫瘍
,
リンパ節郭清
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
アメリカ
,
日本
,
ヨーロッパ
Keyword:
Algorithms
,
Europe
,
Japan
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Rectal Neoplasms
,
United States
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1443-1446
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014009721
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直腸癌の治療に関して本邦と欧米とで比較すると,特に側方リンパ節転移に関してはstagingから治療戦略にいたるまで多くの相違点がみられる.本邦では系統的な側方郭清を含む手術療法が基本であるが,欧米では遠隔転移の扱いであり,化学療法をメインの治療とする.近年は本邦でも腹腔鏡下手術の普及に伴い治療戦略も次第に変化がみられるが,その扱いについてはまだ確立されていない部分があり,今後の臨床試験に期待したい.
©Nankodo Co., Ltd., 2013