直腸癌側方転移の診断と治療 総論・診断
直腸癌側方転移の頻度と手術適応
安野 正道
1
,
山内 慎一
,
菊池 章史
,
石黒 めぐみ
,
石川 敏昭
,
植竹 宏之
1東京医科歯科大学 消化器・一般外科
キーワード:
リンパ行性転移
,
腸間膜
,
直腸腫瘍
,
リンパ節郭清
,
ランダム化比較試験
,
直腸切除
Keyword:
Mesentery
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Rectal Neoplasms
,
Randomized Controlled Trials as Topic
pp.507-511
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017252767
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大腸癌研究会「直腸癌に対する側方郭清の適応基準に関するプロジェクト研究」,「Mesorectal excision(ME)」vs「ME+骨盤自律神経温存側方骨盤リンパ節郭清ANP-D3」の無作為割付多施設比較試験(JCOG0212)における側方リンパ節転移頻度,側方郭清の予後へ与えるインパクトに鑑みて,本邦大腸癌治療ガイドラインに記載される側方郭清の適応基準は,腫瘍下縁が腹膜翻転部より肛門側にあり,かつ固有筋層を超えて浸潤する症例である.
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