リンパ節転移と郭清-癌腫別の意義
大腸癌におけるリンパ節転移と郭清の意義
固武 健二郎
1
,
小澤 平太
1栃木県立がんセンター 大腸外科
キーワード:
結腸腫瘍
,
リンパ行性転移
,
生存率
,
大腸腫瘍
,
直腸腫瘍
,
分類
,
リンパ節
,
リンパ節郭清
,
TNM分類
Keyword:
Classification
,
Colonic Neoplasms
,
Lymph Node Excision
,
Lymph Nodes
,
Lymphatic Metastasis
,
Neoplasm Staging
,
Rectal Neoplasms
,
Colorectal Neoplasms
,
Survival Rate
pp.725-730
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013227289
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進行度分類の主要3因子の一つであるリンパ節転移は大腸癌のもっとも重要な予後因子であるが,郭清すべきリンパ節の範囲やリンパ節郭清が予後に与える効果に関しては十分なコンセンサスを得るにいたっていないのが現状である.本稿では,癌登録データベースにおけるリンパ節転移頻度と転移度別生存率のデータを供覧し,リンパ節転移度分類および側方リンパ節・腸管傍リンパ節の郭清に関する課題を取り上げて考察した.
©Nankodo Co., Ltd., 2013