リンパ節転移と郭清-癌腫別の意義
リンパ節転移をどうとらえるか
佐野 武
1
1がん研究会有明病院 消化器外科
キーワード:
胃腫瘍
,
局所解剖学
,
腫瘍進行度
,
リンパ行性転移
,
リンパ節郭清
,
腫瘍-残遺
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Lymph Node Excision
,
Lymphatic Metastasis
,
Neoplasm Staging
,
Stomach Neoplasms
,
Neoplasm, Residual
pp.685-689
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013227282
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リンパ節転移のもつ意味とリンパ節郭清の意義に関しては,癌の発生臓器により大きな相違があり,また洋の東西で大きな考え方の違いがある.50年前まで世界中で拡大路線を突き進んできた外科腫瘍学は,欧米でのランダム化試験が次々と新しい知見をもたらしたことにより,縮小路線へと舵をきった.治療として,また治療方針を立てるためのステージングとして,過不足のないリンパ節郭清が求められている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013