大腸肛門病外科-最新のトピックス
大腸癌 局所高度進行直腸癌の治療戦略
赤須 孝之
1
,
高和 正
1国立がん研究センター中央病院 大腸外科
キーワード:
MRI
,
腫瘍侵入性
,
リンパ行性転移
,
直腸腫瘍
,
ネオアジュバント療法
,
直腸切除
,
放射線化学療法
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Lymphatic Metastasis
,
Neoplasm Invasiveness
,
Rectal Neoplasms
,
Neoadjuvant Therapy
,
Chemoradiotherapy
pp.1444-1450
発行日 2012年12月1日
Published Date 2012/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013087098
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骨盤壁近傍まで直接浸潤または転移のある局所高度進行直腸癌例においては、外科的切除のみでは断端陽性となる可能性が高く、化学放射線治療などを加えた集学的治療が必要となるが、その治療戦略はいまだ確立していない。化学療法および放射線治療のレジメンについては、今後の臨床試験の成績から判断するべきである。また、進展度診断のさらなる精度向上が望まれる。
©Nankodo Co., Ltd., 2012