直腸癌側方リンパ節転移のすべて
局所進行直腸癌に対する分子標的薬の効果
井上 靖浩
1
,
問山 裕二
,
田中 光司
,
毛利 靖彦
,
楠 正人
1三重大学 消化管・小児外科学
キーワード:
Epidermal Growth Factor Receptor
,
直腸腫瘍
,
ネオアジュバント療法
,
Bevacizumab
,
放射線化学療法
,
分子標的治療
Keyword:
Bevacizumab
,
Receptor, Epidermal Growth Factor
,
Rectal Neoplasms
,
Neoadjuvant Therapy
,
Molecular Targeted Therapy
,
Chemoradiotherapy
pp.1476-1481
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014009727
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局所進行直腸癌に対する分子標的薬の効果が期待されており,術前化学放射線療法への組み入れが欧米を中心に臨床試験で検証されている.とりわけ効果安全性からは分子標的薬と従来のfluorouracil(5-FU)ベースの化学放射線療法をシークエンシャルに投与する治療スケジュールが注目されている.また新たな方向性として,高い奏効率をもつ分子標的薬を術前化学療法として用いることで骨盤照射を省略する方向性が模索されている.
©Nankodo Co., Ltd., 2013