肝内胆管癌と細胆管細胞癌
総論 細胆管細胞癌、幹細胞との関連
中野 雅行
1
1大船中央病院 病理科
キーワード:
腫瘍幹細胞
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
予後
,
組織診
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Prognosis
,
Neoplastic Stem Cells
,
Cholangiocarcinoma
pp.1152-1156
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013010715
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細胆管細胞癌は、肝細胞癌、胆管細胞癌を含むが細胆管に類似する像が主体である癌という認識で発表された。その後は胆管細胞癌の一亜型という扱いで年月が経過した。近年の細胆管細胞癌と思われる症例の蓄積により、組織型には2typeあることが垣間みられた。組織発生を肝前駆細胞との関連で考えると理解できると思われ、独断と偏見であるが細胆管細胞癌2type説を述べる。
©Nankodo Co., Ltd., 2012