肝内胆管癌と細胆管細胞癌
診断 肝内胆管癌の臨床所見と画像診断
末岡 英明
1
,
平野 公通
,
藤元 治朗
1兵庫医科大学 外科
キーワード:
肝内胆管
,
MRI
,
腫瘍侵入性
,
超音波診断
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
磁気共鳴胆道膵管造影
,
腹部CT
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Bile Ducts, Intrahepatic
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Neoplasm Invasiveness
,
Ultrasonography
,
Cholangiocarcinoma
,
Cholangiopancreatography, Magnetic Resonance
pp.1157-1162
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013010716
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肝内胆管癌は原発性肝癌の3.6%を占める腫瘍であり、『原発性肝癌取扱い規約』(第5版)では、その肉眼的形態により腫瘤形成型、胆管浸潤型、肝内発育型に分類される。特異的臨床所見に乏しく、発癌の高リスクグループが明確でないことより診断が困難な症例も多く、転移性肝癌や混合型肝癌との鑑別が重要となる。画像診断においては肉眼的特徴、進展様式を理解したうえで診断を行うことが重要であり、画像所見について肉眼形態別に述べる。
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