肝内胆管癌と細胆管細胞癌
総論 肝内胆管癌の病型分類と病期分類
有田 淳一
1
1がん研究会有明病院 消化器外科
キーワード:
肝内胆管
,
腫瘍進行度
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
分類
,
治療成績
,
癌取扱い規約
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Bile Ducts, Intrahepatic
,
Classification
,
Neoplasm Staging
,
Treatment Outcome
,
Cholangiocarcinoma
pp.1147-1151
発行日 2012年11月1日
Published Date 2012/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2013010714
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日本で使用されている『原発性肝癌取扱い規約』(第5版)と、欧米で使用されているthe American Joint Committee on Cancer/Union for International Cancer Control(AJCC/UICC)の第7版では、肝内胆管癌のStage分類について異なっている点が多い。作成の根拠となったデータベースの人種、地域が異なることが一つの要因であると考えられる。肝内胆管癌の肉眼型分類は、当初日本より発表され、生命予後との相関があることが認められ広く世界で使用されているが、近年WHO分類で確立された胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)については再整理が必要であると思われる。
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