発行日 2010年10月1日
Published Date 2010/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2011002908
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83歳男性。患者は2008年12月と2006年9月にS状結腸軸捻転症のため内視鏡的整復を受けたが、2008年3月より腹部膨満が出現し、消化器科へ受診となった。腹部X線およびCT検査によりS状結腸軸捻転症と診断され、直ちに内視鏡的整復が行われたが、これまでに2回の再発を繰り返していたため、待機的に腹腔鏡補助下S状結腸切除術が施行された。その結果、経過は良好で、目下、手術から1年経過した現在、軸捻転症の再発は認められていない。
©Nankodo Co., Ltd., 2010