必読 最新の肝切除(その2)
腹腔鏡補助下ドナー肝切除
若林 剛
1
,
新田 浩幸
,
高原 武志
,
伊藤 直子
,
藤田 倫寛
,
板橋 英教
,
佐々木 章
1岩手医科大学 外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓移植
,
胆管造影
,
腹腔鏡法
,
移植片
,
リビングドナー
,
手術時体位
,
トロカール
Keyword:
Cholangiography
,
Hepatectomy
,
Laparoscopy
,
Surgical Instruments
,
Liver Transplantation
,
Living Donors
,
Transplants
pp.494-499
発行日 2010年5月1日
Published Date 2010/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010193454
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腹腔鏡を用いたドナーの肝切除術は2002年にCherquiによってはじめて行われたが、この術式は生体肝移植ドナーの精神的および肉体的苦痛を大いに軽減する可能性がある。われわれは、安全性を損なうことなく創を短縮することを目的として、腹腔鏡補助下ドナー肝切除をすべての生体肝移植で行っている。現在、世界で行われている腹腔鏡下ドナー肝切除を紹介し、われわれの手技を概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2010