ICG蛍光法の外科領域への応用
ICG蛍光法の原理と機器開発
三輪 光春
1
1浜松ホトニクス中央研究所 第7研究室
キーワード:
Indocyanine Green
,
悪心
,
肝機能検査
,
蛍光
,
血管造影
,
ショック
,
診断用機器
Keyword:
Angiography
,
Fluorescence
,
Indocyanine Green
,
Liver Function Tests
,
Nausea
,
Shock
,
Diagnostic Equipment
pp.913-917
発行日 2009年9月1日
Published Date 2009/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009305350
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肝機能検査薬として広く使用されているindocyanine green(ICG)の蛍光特性を利用した画像診断法(ICG蛍光法)が、血管・リンパ管造影をはじめとするさまざまな医療分野で応用され始めている。本法の利点は、(1)放射線を用いないため安全である、(2)装置が小型・軽量であるため術中使用に適している、(3)装置が比較的安価であるなどがあげられる。本稿ではICG蛍光法の原理と装置化に関する解説を行う。
©Nankodo Co., Ltd., 2009