胆道癌診療ガイドラインを学ぶ 最新のエビデンスとコンセンサス
胆管癌の手術方針
樋口 亮太
1
,
太田 岳洋
,
山本 雅一
1東京女子医科大学 消化器外科
キーワード:
肝切除
,
膵頭十二指腸切除
,
胆管癌
,
胆管腫瘍
,
リンパ節郭清
,
診療ガイドライン
Keyword:
Bile Duct Neoplasms
,
Hepatectomy
,
Lymph Node Excision
,
Pancreaticoduodenectomy
,
Practice Guidelines as Topic
,
Cholangiocarcinoma
pp.34-41
発行日 2009年1月1日
Published Date 2009/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009071800
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
エビデンスに基づいた胆道癌診療ガイドラインにおける「胆管癌の手術方針」に関する領域について概説する。胆管癌の手術方針としては、中下部胆管癌には幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(D2)が、肝門部胆管癌でBismuth分類IIIbには左葉側肝切除+胆管切除(D2)が、Bismuth分類IIIb以外には右葉側肝切除+胆管切除(D2)が基本となる。門脈切除再建の併施は安全に行われるようになり、根治切除可能で患者の全身状態から耐術可能と判断される場合には考慮する。
©Nankodo Co., Ltd., 2009