外科栄養 最近の進歩
肝胆膵 生体肝移植周術期の栄養管理
金子 順一
1
,
菅原 寧彦
,
國土 典宏
1東京大学 肝胆膵・人工臓器移植外科
キーワード:
医学用イラストレーション
,
経腸栄養
,
患者管理
,
肝臓移植
,
肝臓疾患
,
リビングドナー
,
栄養管理
Keyword:
Enteral Nutrition
,
Patient Care
,
Liver Diseases
,
Medical Illustration
,
Liver Transplantation
,
Living Donors
,
Nutrition Therapy
pp.1095-1098
発行日 2008年10月1日
Published Date 2008/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008337917
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肝硬変患者は蛋白質・エネルギー栄養失調症(protein-energy malnutrition:PEM)を合併する。肝移植前に、このPEMの改善により移植後の予後が向上する可能性がある。生体肝移植は予定手術が可能であり、術前より積極的な栄養管理を行う。近年、重症患者に対し、経腸栄養の施行と厳密な血糖コントロールの成果が報告されている。肝移植術後に応用してもよい。
©Nankodo Co., Ltd., 2008