再発大腸癌の診断・治療 最近の進歩
治療 外科治療 直腸癌局所再発に対する外科治療 解剖と手術手技
関本 貢嗣
1
,
池田 正孝
,
竹政 伊知朗
,
野村 昌哉
,
山本 浩文
,
土岐 祐一郎
,
森 正樹
1大阪大学 大学院消化器外科
キーワード:
医学用イラストレーション
,
局所解剖学
,
骨盤
,
腫瘍再発
,
腫瘍進行度
,
仙椎
,
直腸腫瘍
,
治療成績
,
重粒子線治療
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Medical Illustration
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Neoplasm Staging
,
Pelvis
,
Rectal Neoplasms
,
Sacrum
,
Treatment Outcome
,
Heavy Ion Radiotherapy
pp.860-866
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008287710
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直腸癌局所再発の多くが骨盤壁に接していたり、浸潤している。こういった病変に対して十分な切除マージンを確保して切除するには骨盤壁の合併切除が必要である。安全に手術を行うには、骨盤の骨、血管、神経、筋肉の解剖を理解する必要がある。また、局所再発手術特有の問題点と対策を知っておく必要がある。局所再発に対する手術に必要な基本解剖と手技について概説する。
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