他科との連携手術-知っておくべき最新の知識
整形外科との連携 直腸癌局所再発に対する仙骨合併骨盤内臓全摘術(TPES) 仙骨切除を中心に
川井 章
1
,
森谷 宜皓
,
赤須 孝之
,
藤田 伸
,
山本 聖一郎
,
高和 正
1国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科
キーワード:
骨切り術
,
骨盤内容除去術
,
腫瘍再発
,
人工肛門造設術
,
生存率
,
仙椎
,
直腸腫瘍
,
チーム医療
,
治療成績
Keyword:
Osteotomy
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Patient Care Team
,
Pelvic Exenteration
,
Rectal Neoplasms
,
Sacrum
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
pp.1461-1466
発行日 2011年12月1日
Published Date 2011/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2012088465
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仙骨合併骨盤内臓全摘術(TPES)は骨盤壁に浸潤の及ぶ局所再発直腸癌に対して唯一の根治可能性を有する術式であるが、その手術侵襲は大きく、厳密な手術適応と術前計画に基づいて、訓練された外科チームによって実施されることが重要である。本稿では、TPESの実際について仙骨操作の部分を中心に詳述するとともに、仙骨切除の問題点について整形外科の視点から考察した。
©Nankodo Co., Ltd., 2011