直腸癌局所再発に対する治療
直腸癌局所再発に対する手術手技 仙骨合併骨盤内臓全摘術と成績
相場 利貞
1
,
上原 圭介
,
向井 俊貴
,
馬場 泰輔
,
江畑 智希
,
梛野 正人
1名古屋大学 腫瘍外科
キーワード:
骨盤内容除去術
,
腫瘍再発
,
仙椎
,
直腸腫瘍
,
治療成績
,
ネオアジュバント療法
Keyword:
Pelvic Exenteration
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Rectal Neoplasms
,
Sacrum
,
Treatment Outcome
,
Neoadjuvant Therapy
pp.1467-1473
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017034887
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直腸癌は結腸癌に比して局所再発率が高く,また再発病巣は生活の質(QOL)の低下を招く随伴症状をきたすことが多い.現時点では根治療法となりうるのは外科的R0切除だけであるが,骨性骨盤の合併切除を要する症例も少なくない.当科では直腸癌局所再発に対する外科的切除に積極的に取り組んできた.本稿では局所再発直腸癌に対する骨性骨盤合併切除の基本術式である仙骨合併骨盤内臓全摘術について,手術手技を中心に述べる.
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