再発大腸癌の診断・治療 最近の進歩
治療 外科治療 肝転移に対する熱凝固療法の適応と評価
内田 信治
1
,
堀内 彦之
,
緒方 裕
,
白水 和雄
1久留米大学 外科
キーワード:
肝切除
,
肝臓腫瘍
,
大腸腫瘍
,
アジュバント化学療法
,
治療成績
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Hepatectomy
,
Liver Neoplasms
,
Colorectal Neoplasms
,
Treatment Outcome
,
Chemotherapy, Adjuvant
pp.851-853
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008287708
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
大腸癌の肝転移に対するラジオ波焼灼療法(RFA)は切除の困難な部位に対する治療法として位置づけられてきたが、近年その再発形式において大腸癌の肝転移では行うべきではないとする論文も散見される。しかしながら、近年その化学療法の進歩により術後生存率の向上が著しくなってきた。よって、局所コントロールにおけるRFAと全身化学療法との組み合わせにより大腸癌肝転移における予後改善が期待される。
©Nankodo Co., Ltd., 2008