外科領域における各種メュシュ(人工繊維布)・フィルムの応用
非吸収性人工繊維布(補強)の応用 b)腹壁瘢痕ヘルニア
礒垣 淳
1
,
宇山 一朗
1藤田保健衛生大学 消化器外科
キーワード:
外科用メッシュ
,
再発
,
腹腔鏡法
,
腹壁ヘルニア
,
漿液腫
Keyword:
Hernia, Ventral
,
Laparoscopy
,
Surgical Mesh
,
Recurrence
,
Seroma
pp.1130-1134
発行日 2007年10月1日
Published Date 2007/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007346115
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腹壁瘢痕ヘルニアは開腹術後に起る合併症の一つで、一般外科医にとって遭遇する機会の多い疾患の一つである。従来から行われている単純縫合閉鎖術にかわり、近年腹壁修復用人工繊維布を用いたtension free法の報告が多くみられるようになってきた。さまざまな人工布が臨床に応用されているが、本稿では現在本邦で入手可能な人工布について列挙し解説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2007