外科領域における各種メュシュ(人工繊維布)・フィルムの応用
非吸収性人工繊維布(補強)の応用 a)鼠径ヘルニア
小山 勇
1
1埼玉医科大学 消化器外科
キーワード:
ポリエステル
,
Polypropylenes
,
Polytetrafluoroethylene
,
医学用イラストレーション
,
外科用メッシュ
,
鼠径ヘルニア
,
腹腔鏡法
Keyword:
Hernia, Inguinal
,
Medical Illustration
,
Laparoscopy
,
Polyesters
,
Polypropylenes
,
Polytetrafluoroethylene
,
Surgical Mesh
pp.1122-1129
発行日 2007年10月1日
Published Date 2007/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007346114
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
鼠径ヘルニア修復術では、欠損部あるいは脆弱部をメッシュでおおうtension-freeの手術が標準となっており、ポリプロピレンからなるメッシュが使用されている。メッシュの形はシート型とプラグ型、あるいは両者を一体化したものなどさまざまである。プラグ型ではonlayとしてシート型を併用するのが一般的であり、シート型はonlayあるいはunderlayの両方で使用される。より体にやさしい、軽量のメッシュや吸収性の糸を含むハイブリッドメッシュなどが応用されつつある。
©Nankodo Co., Ltd., 2007