発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006198937
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急性胆嚢炎は日常診療でしばしば遭遇する急性疾患の一つであり,その外科的治療としては開腹胆嚢摘出術(OC)と腹腔鏡下胆嚢摘出術(LC)に分けられる.急性胆嚢炎は良性疾患であり,術中・術後経過も比較的良好なものが多いが,ときに重篤な合併症が起ることがある.それゆえ術前の,病態・術式・合併症などのインフォームド・コンセントは徹底されなければならない.とくに,LCとOCの長所・短所を比較説明し,それぞれの術式について十分納得したうえで手術に望むことが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006