発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006198934
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肝細胞癌切除術のインフォームド・コンセント(IC)は,治療選択,術中合併症,術後合併症の3点が重要になる.肝硬変に合併するという特異性に加えて,その治療については種々の選択肢がある.したがって,患者に対するICのさいには,まず疾患の特異性を理解してもらったうえで,他治療法よりも肝切除術を選択することの意味について説明し,さらには肝硬変を伴う症例での肝切除術の術中・術後の合併症の内容についても,十分に理解してもらうことが肝要である
©Nankodo Co., Ltd., 2006