発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2006118290
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食道癌の外科治療においては食道癌の解剖学的特性から,食道の切除範囲,胃の切除範囲,リンパ節郭清の範囲,再建に用いる臓器や再建経路などを十分に考慮することが必要であり,癌の発生部位や,腫瘍の広がり,リンパ節転移の正確な診断,腫瘍の特性の把握が非常に重要である.しかし食道癌の患者は一般に高齢者が多く,諸臓器の機能障害を有していたり,手術を拒否される場合もあり,患者側の要因が大きく治療方針に影響を与えることが多くみられる
©Nankodo Co., Ltd., 2006