手術症例報告
鏡視下食道癌根治術後に生じた肝細胞癌に対して完全腹腔鏡下左尾状葉切除術を行った1例
阿部 祐治
1
,
武居 晋
,
渡部 雅人
,
西原 一善
,
中野 徹
1北九州市立医療センター 外科
キーワード:
肝細胞癌
,
肝切除
,
胸腔鏡法
,
術後合併症
,
食道形成術
,
食道腫瘍
,
X線CT
,
腹腔鏡法
,
腫瘍-第二原発
,
超音波外科
,
食道胃吻合術
,
尾状葉
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Esophagoplasty
,
Hepatectomy
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Laparoscopy
,
Postoperative Complications
,
Thoracoscopy
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Neoplasms, Second Primary
,
Ultrasonic Surgical Procedures
pp.1019-1022
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/J00620.2016366409
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胃管再建を伴う完全胸腔鏡・腹腔鏡下食道癌根治術後に発生した左尾状葉(Spiegel葉)の肝細胞癌に対し、完全腹腔鏡下肝切除術を施行した症例(75歳男性)について報告した。ネイサンソンリバーリトラクターで肝外側区域を圧排し、肝十二指腸間膜をテーピングして右方へ牽引する手技は、腹腔鏡下左尾状葉切除術に有用な手技であると考えられた。
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