発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004170410
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肝切除を安全に行うためには,術中出血量を減少させることが重要である.肝阻血法は,肝離断時の出血を減少させる有用な方法であることがランダム化比較試験により証明されている.阻血に弱いとされている障害肝であっても,肝阻血は安全に施行可能である.阻血法の中でも,Pringle法は手技的に容易であり阻血効果は非常に優れている.積極的にPringle法を施行することが,安全な肝切除のためには必須である
©Nankodo Co., Ltd., 2004