発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004170411
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冷阻血・保存・再灌流は脳死肝移植の予後決定因子として重要な要因である.肝構成細胞のKupffer細胞・類洞内皮細胞の役割の一端がようやく解明されつつあるが,この10年間primary non functionといわれるグラフト機能不全の頻度はかわらず,未だ不明な点が多い.そこで,細胞死とアポトーシスの両面から阻血再灌流障害について概説し,あわせて,保存液の変遷とmarginal donorに関しても述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2004