発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003256663
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食道胃接合部癌については食道癌及び胃癌取扱い規約を含め,繰り返し議論が重ねられてきた.しかし,基盤となる食道胃接合部の定義が明確になっていないこと,腫瘍長径の設定に関する根拠が乏しいことから基礎,臨床(診断・治療)の分野でも統一した見解が得られていなかった経緯がある.今後,共通の定義に基づき食道胃接合部癌をprospectiveに解析して,食道癌取扱い規約と胃癌取扱い規約の整合性と治療指針を確立することが課題である
©Nankodo Co., Ltd., 2003