食道癌外科治療のすべて
食道胃接合部癌の手術
由良 昌大
1
,
竹内 裕也
,
中村 理恵子
,
須田 康一
,
和田 則仁
,
川久保 博文
,
北川 雄光
1慶応義塾大学 一般・消化器外科
キーワード:
胃腫瘍
,
縦隔
,
食道胃接合部
,
食道形成術
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
リンパ節郭清
,
食道空腸吻合術
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Esophagogastric Junction
,
Esophagoplasty
,
Mediastinum
,
Lymph Node Excision
,
Stomach Neoplasms
,
Esophagectomy
pp.331-334
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017206045
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食道胃接合部癌に対する手術は,その解剖学的特殊性から縦隔郭清を考慮する必要があるが,主に腫瘍の局在や転移リンパ節の状況によって選択される術式は異なり,再建法を組み合わせると多岐にわたる.主に下縦隔郭清を行う場合は,経胸壁操作と経裂孔操作の二つのアプローチ法が選択されうるが,本稿では経裂孔的下部食道切除術,下縦隔郭清および再建法に関して当科で行っている術式の手順に沿って紹介する.
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