発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003071183
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動脈撮影で内頸動脈に70%以上の狭窄を有する症例が手術適応である.脳血管障害による死亡率と合併症率は,有症状例に対して5%以内,無症状例に対して3%以内であることが望まれる.術前診断法としては血管撮影が一般的であるが,カラードプラ超音波断層法が無侵襲的であり広まりつつある.頸動脈内膜摘除にさいしては,選択的に内シャントを使用し脳虚血を予防すると共に,経頭蓋ドプラ法にて塞栓症を予防することが重要である
©Nankodo Co., Ltd., 2002