発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003071181
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腹部大動脈瘤は,いったん破裂すれば死にいたる疾患であるため,それを予防するためには手術が必要になる,その一方で基本的に良性疾患であるため,手術のタイミング,手術の適応についてはその基本方針をより明確に患者に説明する必要がある.又,最近ではendovascular surgeryの手技を応用した低侵襲手術手技が導入され,外科的治療に対してもいくつかの選択肢を考慮しなければならなくなりつつある.腹部大動脈瘤の診断と手術術式,また診断と治療に不可欠なevidenceとも呼ぶべき腹部大動脈瘤の基礎知識についても合せて解説した
©Nankodo Co., Ltd., 2002