発行日 2002年10月1日
Published Date 2002/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2003071180
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四肢血管外傷は裂創,壁部分損傷,完全断裂,伸展損傷,仮性動脈瘤,動静脈瘻に分類できる.臨床像は局所出血と末梢循環障害に分けられ,末梢急性虚血,拍動性出血や拡大性血腫,大量外出血などは早急に外科的処置が必要である.修復手技において最も重要なことは,損傷血管を露出する前に中枢と末梢の非損傷部位をコントロールすることで,結紮,縫合閉鎖,切除・吻合,グラフト置換術・バイパス術等の手技を用いて修復する
©Nankodo Co., Ltd., 2002