発行日 2002年6月1日
Published Date 2002/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002273193
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膵消化管吻合術後の縫合不全は,重篤な合併症を招きやすいため,古くより吻合法の工夫が試みられてきた.著者等は,1984年4月より2001年12月迄に,幽門輪温存膵頭十二指腸切除(PpPD)266例,PD37例を経験し,膵空腸吻合法についてほぼ満足すべき成績を得ている.2001年以来採用している,手技が容易で,安全性と吻合口の開存性を兼ね備えている"膵管空腸吻合+膵空腸密着縫合法"の実際について述べた
©Nankodo Co., Ltd., 2002