発行日 2002年6月1日
Published Date 2002/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002273213
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著者等は1987年より,膵胃吻合法と膵腸吻合法の比較検討から膵胃吻合法の高い安全性及び膵内外分泌機能が膵腸吻合法に劣らないことなどを明らかにしてきた.現在,著者等の行っている膵穿通外列縫合+膵管胃粘膜吻合法についてその手技を中心に述べた.本法の特長は,正常膵にみられる滲出性膵液漏を防止するための胃後壁と膵との穿通外列縫合にある.即ち,吻合面に死腔を形成しないように確実に密着させることが大切である
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