発行日 2001年10月1日
Published Date 2001/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2002087768
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直腸癌局所再発では仙骨や膀胱への浸潤が多く,骨盤壁の合併切除を伴う骨盤内臓全摘術を行うことが多い.腹部や骨盤内臓の剥離は載石位でできるだけ腹会陰式に行い,尿路再建を行った後にジャックナイフ位に変換する.最後に後方からの操作により仙骨と共に骨盤内臓を全摘する.出血量も多く長時間にわたる手術であるが,術前の画像診断で手術適応を正確に評価し,個々の手術操作のポイントを確実に遂行することにより,合併症の少ない安全な手術が行える
©Nankodo Co., Ltd., 2001