直腸癌局所再発に対する治療
直腸癌局所再発に対する手術手技 腹腔鏡下骨盤内臓全摘術
秋吉 高志
1
,
長嵜 寿也
,
小西 毅
,
藤本 佳也
,
長山 聡
,
福長 洋介
,
上野 雅資
1がん研究会有明病院 大腸外科
キーワード:
骨盤内容除去術
,
腫瘍再発
,
直腸腫瘍
,
腹腔鏡法
,
治療成績
Keyword:
Pelvic Exenteration
,
Laparoscopy
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Rectal Neoplasms
,
Treatment Outcome
pp.1474-1478
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2017034888
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直腸癌局所再発に対する腹腔鏡下骨盤内臓全摘術は,初回手術の瘢痕により明瞭な剥離層が失われていることが多く,原発性直腸癌に対する骨盤内臓全摘術より難度が高い手術である.一方で,腹腔鏡下の鮮明な拡大視野は,精緻で出血の少ない手術を行ううえで,局所再発に対する手術でも有用な場面が多いと考えられる.本稿では,直腸癌局所再発に対する腹腔鏡下骨盤内臓全摘術の手技の実際について概説する.
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