局所進行肺癌の治療と成績
局所進行癌の肺全摘を避けるための治療方針
高橋 典之
1
1室蘭市立室蘭総合病院 呼吸器外科
キーワード:
カルチノイド腫瘍
,
腫瘍多剤併用療法
,
腺癌
,
肺腫瘍
,
肺切除
,
肺動脈
,
扁平上皮癌
,
致死的転帰
,
ネオアジュバント療法
,
気管気管支形成術
,
管状肺摘除
,
PC Protocol
Keyword:
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Adenocarcinoma
,
Carcinoid Tumor
,
Carcinoma, Squamous Cell
,
Lung Neoplasms
,
Pulmonary Artery
,
Pneumonectomy
,
Fatal Outcome
,
Neoadjuvant Therapy
,
PC Protocol
pp.921-925
発行日 2017年10月1日
Published Date 2017/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2017404470
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局所進行癌の肺全摘術を回避した10例について文献的考察をふまえ検討した。いずれも術前化学療法と、スリーブ肺切除あるいは気管支・肺動脈(PA)形成により全摘術を回避し得た。今回の検討では、解剖学的残存肺容積率による術後予測呼吸機能を考慮した術式選択を含め、集学的治療の必要性が示唆された。
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