臨床経験
高度弁逆流を伴った大動脈四尖弁に対する弁形成術
川島 隆
1
,
小宮 達彦
,
恒吉 裕史
,
島本 健
,
境 次郎
,
平岡 俊文
1倉敷中央病院 心臓血管外科
キーワード:
心膜
,
大動脈弁閉鎖不全症
,
経食道心エコー図
,
心臓弁形成術
,
胸骨切開術
,
四次元CT
,
心膜パッチ
,
大動脈四尖弁
Keyword:
Aortic Valve Insufficiency
,
Pericardium
,
Echocardiography, Transesophageal
,
Four-Dimensional Computed Tomography
,
Sternotomy
,
Cardiac Valve Annuloplasty
pp.99-105
発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00349.2016150834
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58歳男。呼吸困難を主訴に、心エコー所見よりうっ血性心不全の診断にて当院入院となった。心不全加療後の経胸壁心エコーで大動脈四尖弁を指摘され、精査の結果、高度大動脈弁逆流症を伴う大動脈四尖弁が判明し、大動脈弁形成術を施行した。術後経過は良好で、術後8日目に軽快退院した。
©Nankodo Co., Ltd., 2016